営業職という係について

2020年04月15日

こんばんは。ハロストレイルです。

馴染みにくい名前なので改名を検討してる次第ですが、新社会人や営業経験が浅い方向けに少し営業について語ろうと思います。


営業職この言葉を聞いて、人はどう思うだろうか。

ノルマが大変で毎日が辛くノイローゼになる?

数字が取れないと居場所がない?

訪問先のお客様に虐げられて、傷つくのが怖い?

会社の会議の報告の為に追われる日々?

顧客にクレームを言われるのが怖い?

上司や本部の叱責が辛い?

世間のイメージはこんな感じで思ってる人が多いと思います。

そして敢えて暗い例を書いていきましたが、どれも本当と言えば本当の事にもなります。


新社会人または営業職に着任して日の浅い方はどんな気持ちで、この「営業職」についたでしょうか?


たまたま内定が出ただけ?

張り切って自社の商品を宣伝して売上を伸ばすぞ!と第一志望として入社しましたか?

会社の理念がそもそも気に入った?

先輩や誰かの穴埋めで転勤になっただけ?


色々な過程があるかと思いますが、本題に入ります。


営業職という本質は 

顧客の悩みを聞き続けて自社商品や他社商品ですらいいですし、ましてやプライベートのiPhoneの使い方でも簡単な悩みの解決でもいいです。とにかく顧客(友人や同僚等)の大切なパートナーとなれるか?そこに尽きます。

どこに新しいパンが売ってるでも、目の前の顧客が今一番気にしている事を、自然な会話の中で聞くこと、「傾聴」のスキルが大切となってます。

「傾聴」とは大きな根といったイメージで捉えるいいいでしょう。

そして「傾聴」を続けて茎が伸びていき、話題の枝が何本もでき、それぞれの話題が膨らみ蕾がとなったところで自社の商品やその他の解決案の提案、そこから商品という花に繋がる事ができれば、一連の営業活動が終わりを告げて、商品が売れます。

そして一度咲いた花には、種が生まれます。その種が新しい目、ここでは「顧客紹介」に繋がります。

「傾聴」を第一とし顧客のサポートがしっかりできれば、たんぽぽのようにどんどん広がっていきます。


営業活動4年目で、様々なビジネス系の本を読むようになり、ようやくこの「傾聴」の事に気づきました。

それからというもの、顧客から悪くイメージを持たれる事が圧倒的に減り、顧客からこんな人もいるんだけど、相談に乗ってほしい等の依頼が舞込み。ここ半年は営業職の素晴らしさに感動しました。


悩みを相談される人になる。


そうなるにはやはり、会社の商品知識やそもそもの教養、日々のニュース、顧客が思ってる事の意見を先にくみ取る洞察力(傾聴)、そして共感力等あります。

この様にたくさんの事前準備ともいう必要な事が沢山ありますが、最初は相手の話を親身に傾聴し、この人なら任せられると顧客に思って貰う事が第一です。

分からないことがあったら、それは知りませんでしたと相手から勉強し感謝を伝えるのです。そうすれば、自分より人生経験が長い人にはその姿は可愛く思えるものです。


やってはいけないのが、味気なく一歩引いたありきたりな意見をするとみんな去っていきます。


人は前向きな人に話を聞いてもらいたいですよね?

自分が顧客ならどうするのか?

といった、顧客目線を常に意識しましょう。


あと仕事だからと難しく考える人にとって提案ですが、家族や友人に置き換えるとどうでしょう?小さな悩みくらい全然解決してるはずなんですよね。


それがただ取引先になっただけの話なのです。


追い込む上司は数字にうるさいかもしれませんですが、沢山の顧客からお褒めの言葉が頂けたら、実績となり、普通の上司ならもう何も言えなくなります。

例え、少し数字が少なくても、顧客一人一人と向き合っている事実は、あとあと強固なものなっていきます。積み重ねが大きくて、その輪はどんどん引き寄せていきます。


どんどん好きな事を書いてしまい話が脱線していきそうですが、ここまで読んで頂けたら「営業職」の考え方が変わってきたのではないのかと思います。


最後に営業職とは顧客一人一人と向き合い、話を傾聴することで、良きパートナーとなる事をいいます。

(ここでのパートナーとは何かあった時には顔が思い出せる人という意味です)


これから新社会人になった方、営業職から日が浅い方、一緒にトライアル&エラーして営業職を突き詰めましょう。

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